2023/08/12

ひとり親はリモートの仕事以外ありえない

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ひとり親になってから会社にお願いしてフルリモートにしてもらったけど、これがなかったらいろんなことが今と違ってたと思います。
というか、もうシングルマザーが生きのびるためには、フルリモート以外ありえないと思う。マジで。
いや、フルでなくてもいいかもしれない。週4とか

シングルマザーの半分が貧困らしいが、実際いろいろ厳しいというのにフルタイムで働くことすら難しいし、
普通の生活がもうできない。

フルリモートになってから家での時間が増えたので、やっと普通の生活水準に近づけたと思う。

そんなわけでフルリモートの良いところを書いていきます。
イコールひとり親が生きていく術を書き綴ります。(訪問者10人のブログで)

その1、宅配が受け取れる

通販で何か買って宅配が受け取れるのは便利なのは想像できると思いますが、
ネットスーパーが利用できるのが一番便利。
というかもう便利とかの域じゃない。これがないと無理というレベル。

車を持ってなかったら、スーパーには自転車でいくわけですが

子供を後ろに乗せて自転車でスーパーに行き、買い物袋を何個も下げてまた自転車で帰ってくるのは、苦行以外のなんでもない。
しかも平日は仕事してるから土日に行かないといけないし、そうするとまとめ買いになるので買い物袋が5,6個になります。
ハイ無理です。

でもリモートワーク+ネットスーパーなら、平日の仕事中に届けてもらえる。最高。
注文も仕事の合間にできる。最高。
土日も買い物に行かなくてすむ。最高!!!

その2、時間が増える。子供が何時に帰ってきても大丈夫

そもそも、ひとり親で実家に帰れない人は、子供が小さいうちはフルタイムで働くことはほぼ不可。
片道1時間半のところに通ってたら、帰りはどうしても8時ごろになる…
そんな時間まで預かってくれるところはないし、8時に帰ってきて家事育児して寝る毎日って、もう人間じゃないと思う。

ごく近くに勤めてたら、学童とか利用してギリギリお迎え行ったりすることはできるかもしれない…
でもそうなると転職の自由が全くない。転職の自由を奪われた上、時間ギリギリの生活ってもう人間じゃないと思う(2回目)
住んでるところが地方だったり低所得エリアな場合、外に稼ぎにもいけないとなったら普通の人でも辛いのに、ひとり親みたいな弱者はもう詰みます。

これがリモートワークだったら、就業時間以外全部自分の時間。
そもそも仕事に行くための時間って、就業時間に入らないので丸々無駄だと思うんですよね。
学生でカフェのバイトしてた時に、13時入りだった場合、13時にホールに入らないといけないのはなんで?と思ってました。
裏で着替える時間とか何?なんで勤務時間に入らんの?と思って、エプロンかけるだけの雑貨屋に転職しました。

話それましたが、通勤時間がなくなるとその時間が空くのはもちろん、小学校から子供が帰ってきても大丈夫だし、
学校の参観とかにも顔出しやすくなります。
会社にも、「学校の参観に行きたいので休みます」より「学校の参観があるので2時間だけ抜けます」の方が言いやすいし通りやすい。

その3、副業の時間もとれる

人よりお金が必要なのに、制限のある暮らしをしてたら稼ぎにも限界があります。
世の中的にも副業は珍しくなってきたので、ぜひやるべきだと思います。

とはいえ、普通の人でも副業の時間は取りづらいのに、ひとり親で副業するなんて無理限界です。
でもリモートワークなら、仕事の合間に副業できる。

いや、本業の時間を副業に充てるなんて…と思ってたら考え方を変えてください。
時間の切り売りでお金を稼ごうという考え方は、時間さえかければ一定の収入が得られると思ってるのと同意(言い切る)。
そんな考えはきっとお勤めの会社も持って欲しくないと思ってるはずです(しらんけど。たぶん。そうであれ)

成果主義
実力主義

時間の使い方を工夫して、時間の使い方のスキルをあげるべし。
本業に成果を出しながら副業もやれば誰も文句言いません。

時間を捧げてお金を得てるというマインドの人は、営業の帰りに営業マンがカフェで一息コーヒー飲むのも許せないんでしょうか?
社長が左ハンドルの車に乗ってるのを見たら「無駄遣いしやがって」とか思うんでしょうか。

それは間違いで、彼らは成果を出しながら好きなことに時間とお金を使ってるだけです。
だから、本業の就業時間に副業をやるのがまったくダメだという考えは捨ててください。

職種によっては就業時間そのものが求められるものもあるので、そういう場合は別ですが、
少なくともリモートワークできる職種は時間イコール成果ではないので、時間を捧げることにこだわらないでください。

その4、土日に子供と遊びに行く体力が有り余っている

リモートワークは基本的に平日一人っきりで仕事してます。
飲み物とかお菓子とかも自由で、好きな音楽とかきいたり、ゆったり自由。

それゆえ、子供がいる土日の時間は貴重です。
普段こもってて運動不足なので、子供と遊びに行くのはむしろ嬉しいどこいく?(ワクワク) みたいなマインドになります。
リモートワークになってから、「休みの日くらい寝てたい…」と思ったことは一度もないです。最高。

その5、YouTube見放題。情報収集が捗る

リモートワークは、仕事の合間にYouTube見たり、ラジオ聞いたり、ネットサーフィンしたり、
情報収集が捗ります。

特に長尺のYouTubeが自由に見れる(聴ける)のは、リモートワークならではのメリットです。
情報収集ができると、世界が広がります。

また、ひとり親はお金の勉強から逃げていてはダメだと思います。
そこそこ世の中の仕組みを知って、いろいろ備える必要を感じる。YouTubeはすごく役に立ちます。

1日8時間、月22日、年12ヶ月、一年で2112時間。
これだけの時間を情報収集に当てられたら一年で相当変わります。

他にもありますが主にこんなところです。
ひとり親は、なってみないとわからない辛さがある。児童扶養手当(母子手当)もらってるから、養育費もらってるから、他の人と変わらんでしょ とか思ってる人がいるかもしれない。

でも児童扶養手当は所得制限があって、所得230万以上は1円ももらえません。子供3人でも306万円。(きっとどこもそんなもん)
230万円って……月19万円。そこまで所得を落としたら生きてけない。家賃だって子供と暮らすなら一人暮らしのワンルームみたいなところには住めないのに辛すぎる。要するにひとり親手当はあってないようなもんです。
個人的にはこんな死んだ制度より、払うべき人から取り立てる制度を確立したほうがいいと思う。離婚して養育費払い続ける人はたった4分の1らしいし。

養育費の約束したくないから離婚協議書に同意しないと言われて離婚できないケースも最悪。公的にひとり親認定すらされないし子供を扶養してるとみなされない、控除も使えない。

だから何が言いたいかと言うと、自分で稼いでいく以外ないのだと。
日々家事と育児に追われるだけで貯蓄や投資もできない生活をしてたら、ひとり親は年取った後子供に頼るしかなくなる。
それは避けたい。

リモートワークなら子供との時間も有意義、仕事の時間も有意義。
ひとり親を理由に会社に交渉してみる価値ありです。これをここまで読んだ人は、どうせ子供以外失うものは何もないんでしょう(決めつけ)。がんばれ。