2011/03/30

面接、そして行く末は。

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先週いきなりかかってきた、ハローワークからの電話。

急募だということで、ホームページに載る前に直接電話がかかってきました。

内容は、短期の事務の仕事。受給制限の三ヶ月の間に始まり終わる仕事で、面接は2日後。

ただ、無職になってから初めての仕事の紹介!詳細確認もせず、電話でいきなり、「はい、面接お願いします!」とはなかなか言えず!

ハ「本当に、急な話で申し訳ないんですけど・・・」

「すみません、詳細はネットにアップされないのでしょうか」

ハ「明日午後になれば、アップされるかとは思います。」

「では、それを確認してから、またお電話させていただきます。」

ハ「ありがとうございます!では、前向きなお返事をお待ちしております。」

「は、はい(゚Д゚;)」

的な会話だったんですが、確かにかなり急な募集で、是非とも受けてほしい!という思いを前面に電話で押し出す事務員さん。

これは・・チャンス!?

前向きな返事とは~!

短期だし、事務だし、嫌な要素はとりあえずないので、とにかく次の日、ネットで詳細を確認してみることにしました。

すると、しっかりアップされていました。

会社名、○○。

(信頼できるところ)

職務内容、事務。

(事務はやったことないけど、まあパソコンは使えるし何とかなるかなー)

採用人数、1人。

(ぇ一人かぁ・・・でも電話であれだけ言わはったんやから、きっと受ける人少ないんやろぅなぁー)

そんな感じで、一通り目を通し、受けよう!と決心。

早速ハローワークに電話をかけ、面接受けさせてくださいとの旨を伝えました。

日程は明日。持ち物は、履歴書、あれば職務経歴書。

職務経歴書は、以前作ったものがあり、クリア。でも、履歴書は、どうも型が決まっているらしく、持ってた履歴書では対応不可とのこと。

ハ「早めに来ていただけましたら、履歴書お渡しいたしますので…」

ってことで、履歴書をその日その場で書くという、若干不安な段取りになりました。

面接当日。

履歴書は、すぐに書けるよう、すでに書いてあるものを用意していきました。後はこれを書き写すだけでOK!

正直、電話の感じからして、行ったら受かるだろう、くらいの気持ちで、あんまり緊張もせず、短期で事務の仕事をする自分の姿を、すでに想像してたりしてました(早い・・)。

面接も、これる日とか時間だけの確認 もしくは、会社側からの説明とか。

履歴書書く時間も、30分あれば充分~♪と、たかだか30分前行動にしてました。

・・が、現実は、そう甘くなかったです…。

事務員さん「では、これにお願いします。」

と渡された履歴書、表面は名前・住所・学歴などで、持ってきたものを写していくと、イザ書く時になり、ふと気になりました。

よく考えたら、これ、間違えた場合、また一から書き直し・・?

てか、何回も書き直しお願いしてたら、心象悪くなったりして(lll゚Д゚)

ちなみに、5年近くパソコンで全てを処理していたため、漢字に対する自信が皆無。

ヤバイ・・・・( ; ゚,_ゝ゚)

これは、ヤバイのでわ。

とか思うと、急に心拍数が上がり始めて、緊張してきました。

名前を書く字が震える。

慎重に、冷静にならなあかんっ!!

今こそ、力を発揮するときっ!

みたいな心の叫びが通じたのか、なんとか学歴・職歴までを、郵便番号ちょっと間違えただけで書ききりました。

郵便番号は書くとこが小さいので、見逃してください…。

そして、免許・資格の欄まで書ききる。

あと少し!

・・・ってとこで、

『志望の動機・特技・アピールポイントなど』

・・・・

ペンが止まる。

まずい。

持ってきた履歴書、志望動機書いてませんでした。ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!

どこでも使えるようにと空けてたとこです…。

短い時間で、頭をフル回転させて、

てか、動機て、

電話がきたからやんっ!

ド━(゚Д゚)━ ン !!!


といっても書けるわけないので、事務を希望してるけど事務が嫌ではない理由を考え、パソコンを使う仕事イコール前の仕事が生かせるからだという結論にいたり、使えるアプリケーションを書き連ねることにしました。

ここで間違ったら、

最悪( ;∀;)・・・・。

しかし、神、舞い降りる。

奇跡のノーミスで書ききりました。

もう、面接前からここまで手こずるとは思ってませんでした。

時計を見ると、なんと5分前。

そして、待ち時間は1分足らずで、声を掛けられました。

面接官「どうぞ」

と言われ、中に案内されると、面接官は二人。

そこそこくらいの緊張で、紹介状と履歴書などを渡して、

渡した書類をみて、面接官が一瞬止まりました。

面「…これは、あなたの控えですね。」

見ると、紹介状と一緒に渡された茶封筒、募集内容がかかれた自分用の控えでした。

ハッキリ言って、まったく確認してなかったです。

でも面接官は二人とも、なんだか和やかな感じのおじさんでした。

あぁ、よかった。

そんな和やかな空気のまま、

面「では、早速ですが・・・」

「はい」

面「応募された志望動機をお願いします。」

は・・・

志望動機!?((;゚Д゚)


だ、だから、電話がきたから

ド━(゚Д゚)━ ン !!!

てかめっちゃ普通の質問やんっ!!

さっきも書いたとおり、これる日とか時間だけの確認やろう。と思っていたので

突然のパンチに、跳ね上がる心拍数。

志望動機なんて、考えてるわけないです・・・が

さっき、履歴書で書いた内容を、なんとか肉付けしてそのまま言うことに。

「以前の仕事でパソコンを使っていたので・・(あーでこーで)」

履歴書で悩まなかったら、確実にパニックでした・・・。

これはもしや、

完全なる、普通の面接

(今考えると、当然といったら当然ですが)

油断しまくっていた自分を責めに責めても、時、すでに遅し。

そんな私の思いなど知るよしもなく、面接は進みます。

面「では、募集の内容について少しお話させていただきます。」

そういって、今回の募集に至った経過を、説明する面接官。

はっ・・

もしや、

質問は志望動機だけ?

現れた希望の光にすがりつく思いで、その話を聞き、

面「・・というわけですが、それでもご了承いただけますか?」

「はい!大丈夫です!」

了承できる内容だったので、元気よく返事。

あとは、面接最後の定番の質問「何か質問はありますか」で締めてくださいお願い!!

祈る。

が、想い届かず。

面「それでは、今までの仕事で一番やりがいのあった仕事を、お教えください」

キタ━━━━━y=-(゚∀゚)・∵.━━━━━!!



キタの顔文字を初めて使いました。

来ました。やりがいとは!

「えぇと・・・・・」

これが新卒採用の質問なら、

「はい、バイトでやっていた雑貨屋で、売り場をキレイに作れたことです!」

などと、とりあえずサークルかバイトの経験を言い、さらに

「そうやって自分の力で一つのもの(売り場1メートルくらい)を作りあげたことは、非常にやりがいがありました!その経験を御社でも・・・」

と、その経験を事務にどう生かすんやと言いたくなる様な「やりがいエピソード」を無理くり言わないといけないところですが・・。

今や中途採用の身。前の仕事のことを言いだすと、わりかし言えました。

長いこと勤めていて、よかった。

そして、第2波を乗り越え、朗らかな面接官の人柄もあって、だんだん緊張もほぐれてき、

第3波がキタ。

面「では、あなたの長所を。アピールポイントも含めてお願いします。」

─ ̄─_─ ̄─(゚∀゚)─ ̄─_─ ̄─!!!!


後々、この面接最大の後悔ポイントとなる質問でした。

志望動機とやりがいエピソードで、散々前の会社でやっていた仕事のことを喋ったので、もうアピールできるところなど・・・・!

また、頭をフル回転。

そして、長所というからには、性格的なところを素直に言おう!という結論に至り、

自分の性格の良いところを考えました・・・が

しかし

全く


思い浮かばず。

他の回のブログで毎回とほほネタがかけるくらい、忘れ物は多い・うっかりが多い、

人に助けてもらったことはたくさんあれど、褒められたことはない気がするし。

掃除とかできますが それって長所か?違う。( ;∀;)

考えた結果

「忍耐力・・・があると思います」

漠然と。


何がと言われても困ります


的なオーラ満開で、答えました。

実際忍耐力があるかというと、仕事にしろバンドにしろ、わりと長く続く傾向にある と思うけど

それって忍耐力かと聞かれれば、ひとえにそれを取り巻く人たちが良い人の集まりだっただけであって

忍耐で耐えたわけではないし・・・


どっちかといえば、気、細い方やん


忍耐あるからこの子採用 とかなったら、どうしよ


と後から後悔する問答ナンバーワンの第3波でした。



さて、第4波は、なかった。

あとはさざなみ程度のもので、最後に「何か質問は」と聞かれたので、細かいことを質問し、面接終了。

終わってみればド緊張の面接だったけど、面接官は非常に良い感じの人で、助かりました。

結果は週明け(電話か書面か、不採用の場合はとかは、特に聞かず)とのことで、土日挟んで、待つことに。

週明け。

前の会社で知り合った友達が久しぶりに関西に戻ってくるということで、一緒に昼ごはんを食べてました。

携帯を確認すると、着信1件+留守番電話が!

予感がする。

これは、結果のお知らせだ!

かけなおすと、

面「この間は、ありがとうございました。ぜひ採用させていただきたいと・・・」

なんと、奇跡の採用!!

Σ(゚Д゚;)

まったく、世の中何が起こるかわからないものです。

あの面接で、事務経験ものないのに採用いただけるとは。

しかし、

この時わたしは、この仕事を断る理由が出来てしまっていたのです。

それは、隠すことでもないので書きますが

給与が、ちょっと安かった…。

詳細確認の時点では、あんまり気にしていなかったけど、

時給に直してビックリ、

さすがに、生活もあるし、経験を積むためにと言うには短期だとあまり・・・。

というわけで、丁重に辞退をさせていただきました。

辞退しましたが、予想外の本格面接を体験し、結果的にはよい経験ができたのではないかと。

そう思っています。

無職ブログ・・・

何日かあきましたが、

終わりませんでした。まだ、続きます。